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学校:家庭菜園アドバイス

藤田智 直伝! 家庭菜園 基本のキホン!その15 オクラ 恵泉女学園大学 園芸文化研究所准教授 藤田智(ふじたさとし)

特徴

アフリカ原産のオクラはアオイ科に属し、若い莢果(きょうか)を利用する野菜です。原産地のアフリカからエジプト、中央アジア、インドなどの亜熱帯地域に広がり、重要な野菜となりました。日本へは、中国を経て江戸時代末に伝わったといわれています。しかし、栽培が一般的になったのは近年になってからです。

暑さに強く、真夏でも野菜の中で最も美しいといわれる黄色の花を次々に開花させ、果実を着果させていきます。一方で寒さに弱く、10℃以下の低温では生育が停止してしまいます。したがって、熱帯地方では多年草となりますが、日本では一年草として扱われます。草丈は品種によって異なり、1〜2mほどに生長します。吸肥力が強く、元肥が多すぎると草勢が強くなって着莢が悪くなりますので、有機物を多めに投入し、土づくりを心掛けます。

果実はビタミンやミネラルを多く含んでおり、栄養価も高いのですが、何といってもあの「粘り」が人気のポイントです。粘りの成分は、ペクチンなどの食物繊維と糖たんぱくであるムチンの混合物です。