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東京「大泉 風のがっこう」体験レポート 野菜作りはこんなに楽しい!

東京「大泉 風のがっこう」体験レポート 野菜作りはこんなに楽しい!東京「大泉 風のがっこう」体験レポート 野菜作りはこんなに楽しい!

農業体験農園「大泉 風のがっこう」の授業を、毎回、生徒の目線でレポートします。
通常友の会会員様しか読めない、月刊誌「はなとやさい」に掲載の記事となりますが、特別公開します。
実践的なノウハウを、ぜひ家庭農園で参考にしてください。

vol.4

野菜別栽培ポイント

いろいろな種類を毎日食べたい!葉菜類と根菜類

家庭菜園でまず初めに作りたいのが、タネまきから収穫までの期間が短い葉菜類です。
またラディッシュやカブも、根菜類の中では収穫までの期間が短く、手軽に挑戦できます。
今回は、家庭菜園の基本野菜ともいえる葉菜類と根菜類の栽培ポイントを紹介します。

体験農園の場合

農業体験農園「大泉 風のがっこう」では、1年を通して葉菜類や根菜類を栽培しています。「葉菜類の栽培は初心者にとっても比較的ハードルが低く、また、小さな畑でも多くの種類を育てることができるのでおすすめです」と白石さん。
「例えば、春から夏にかけてはトマトやキュウリ、ナス、スイートコーンなど手の掛かる果菜類を中心にして、葉菜類は脇役に。秋から冬にかけては、ホウレンソウやコマツナ、ミズナ、ルッコラ、シュンギクなどの葉菜類、カブ、ラディッシュなどの根菜類を主役にした野菜作りを楽しんではいかがでしょうか。いろいろな野菜のタネを少量ずつまくのもいいし、同じ野菜のタネを、ちょっとずつ時期をずらしながら数回に分けて‘時差まき’するのもおもしろいですよ」。
栽培で注意したいポイントは二つ。まず、タネまきの際に土をかぶせすぎると発芽しにくくなること、そして発芽するまではタネが乾燥しないように水やりなどに気をつけることです。それさえ注意すれば、初めて野菜作りを経験するという人でも収穫の楽しさを十分に満喫できます。

春まき秋まき

ルッコラ

ルッコラ

ミズナ

ミズナ

コマツナ

コマツナ

ホウレンソウ

ホウレンソウ

秋まき

カブ

カブ

ラディッシュ

ラディッシュ

シュンギク

シュンギク

シャキシャキのミズナはサラダがおいしい!

用土・肥料の分量表記について

  • ●カップ大=1L
    ●カップ小=200cc

実際に「大泉 風のがっこう」で作業した日付で具体的に紹介します(一般平坦地基準)。
※タキイの通販ガイドなどに記載の適期表とは時期が異なることもありますが、ご了承ください。

春まき タネまきは3月中旬〜5月上旬。

春まき タネまきは3月中旬〜5月上旬。

秋まき タネまきは9月中旬〜下旬。

秋まき タネまきは9月中旬〜下旬。

土づくり

土づくり

1u当たり牛ふん堆肥をカップ大2、配合肥料(チッソ8、リン酸8、カリ8)カップ小4分の3、苦土石灰カップ小2分の1を全面散布してよく耕し、整地してベッドをつくる(※上記は一つのベッドで栽培する場合。コマツナ、カブ、ミズナ、ホウレンソウの品目別の土づくりは下記を参照)。

タネまき

タネまき

タネの条まき用に、10〜15p間隔で深さ1pほどの溝をベッドにつけていく。手にしているのは板の切れ端だが、こうした道具を工夫すると作業もはかどる。

条に沿って2〜3p間隔で1粒ずつタネを落としていく。

条に沿って2〜3p間隔で1粒ずつタネを落としていく。タネをまいたら薄く土をかぶせ、上から軽く押さえてタネと土を密着させる。

ベッドに寒冷紗をかける。

発芽までの乾燥防止と発芽後の害虫防除を兼ねて、ベッドに寒冷紗をかける。

上からコマツナ、ミズナ、ルッコラ、ホウレンソウ。

野菜によってタネのサイズもいろいろ。上からコマツナ、ミズナ、ルッコラ、ホウレンソウ。

発芽

発芽

春まきは一つのベッドで4種類の野菜を栽培。タネまきから1週間ほどで発芽する。双葉の時はホウレンソウ以外、見分けがつきにくい。

発芽 ルッコラ、ミズナ、ホウレンソウ、コマツナ
生育初期に1回、殺虫剤を散布しておくと低農薬で確実に生長させることができる。

発芽直後は葉がやわらかく害虫に食べられやすい。生育初期に1回、殺虫剤を散布しておくと低農薬で確実に生長させることができる。

タネまきから2〜3週間後、品目によって生長スピードがかなり違う。

秋まきは二つのベッドで7種類の野菜を栽培。タネまきから2〜3週間後、品目によって生長スピードがかなり違う。

ラディッシュ/シュンギク/カブ
なかなかのできじゃないですか。菅野さん、腕を上げましたね。

春まき収穫

春まき収穫

春まきの場合は、タネまきから3〜4週間たったら寒冷紗を外す。日光や外気に当ててやると葉肉が厚くなり、おいしさが増す。間引きを兼ねて収穫開始。収穫は4月中旬〜5月上旬。

秋まき収穫

秋まき収穫

秋まきの場合は、保温のために収穫直前まで寒冷紗をかけたままにしておく。その後は、冷気に当たることで葉肉が厚くなり甘みも増してくる。収穫はコマツナ、ミズナ、ルッコラ、ラディッシュが10月中旬から。カブは10月下旬から。ホウレンソウ、シュンギクは11月中旬から。

ミズナは間引きしながらどんどん収穫。

ミズナは間引きしながらどんどん収穫。

コマツナ

「コマツナは、本当に暑い真夏の時期を除いて1年中いつでも栽培可能です。しかも連作に強いので、最も作りやすい野菜の一つですね。うちではビニールハウスで1年を通して作っています」と白石さん。
おすすめの品種は?「何といっても『楽天』ですね。わが農園の定番品種で、ずっと作り続けています」。注意することはありますか?「害虫がつきやすいので気をつけてください。放っておくとバリバリ食べられてしまうので、発見したら早めに薬剤で駆除してください」

農家の栽培方法とおすすめ品種を紹介します!
「楽天」

「楽天」

株張りがよく、草姿が立性で葉柄が折れにくく収穫しやすい品種。低温期の伸長性に優れるので、秋冬まきはこの品種が最適。食味がよく家庭菜園や直売所出荷におすすめ。

コマツナの栽培カレンダー(露地)

コマツナの栽培カレンダー(露地)

畑づくり

畑づくり

1u当たり牛ふん堆肥をカップ大2、配合肥料(チッソ8、リン酸8、カリ8)カップ小4分の3、苦土石灰カップ小2分の1を全面散布してよく耕す。

タネまき

4〜5p間隔で1粒ずつ条まきにする。

「楽天」の本葉が生長している様子。

「楽天」の本葉が生長している様子。双葉が出るとすぐに本葉が生長しだすので、込みあっている所は間引く。

収穫間近の「楽天」。

収穫間近の「楽天」。葉が10pほどの長さに育ったら、間引きを兼ねて収穫開始。最終的な収穫は葉が25〜30pの長さで。

「楽天」は大葉でボリューム満点です!

カブ

つるつるした白い肌と、まろやかな甘みが魅力のカブ。その栽培ポイントは?「肥料や堆肥がよく熟していないと、カブの肌が荒れてしまうので要注意です。タネをまく畑は、コマツナやホウレンソウより2週間くらい早く施肥をして、よく耕しておくようにしましょう。タネは2〜3p間隔でまきますが、発芽したら株間が7〜8pになるように間引くことも忘れずに」。おすすめの品種は「スワン」。美肌で、やわらかく、味もまろやかで、農園の人気品種だそうです。

「スワン」

「スワン」

やわらかな肉質で甘みがあり、漬物のほか、生でサラダにするなど幅広く利用できる良質性が最大の特長。小カブから中大カブまで、好みのサイズで随時どりができる。尻づまりがよく、ス入りも遅い。

カブの栽培カレンダー(露地)

カブの栽培カレンダー(露地)

畑づくり

畑づくり

タネまきの約2週間前に、1u当たり牛ふん堆肥をカップ大2、配合肥料(チッソ8、リン酸8、カリ8)カップ小4分の3、苦土石灰カップ小2分の1を全面散布してよく耕す。

タネまき

2〜3p間隔で1粒ずつまく。発芽したら株間が7〜8pになるように間引く。
※白石農園では15p間隔の穴あき4条ビニールマルチを使い、一つの穴に3〜4粒のタネをまく。その後1穴に1〜2株になるように間引く。

直径7〜8pに育ったら収穫適期。

直径7〜8pに育ったら収穫適期。白石農園ではビニールマルチを使って露地栽培する。春の早い時期と秋の遅い時期は寒冷紗で、真冬の時期はビニールトンネルで保温している。

ミズナ

「ミズナはもともと大きな株になる冬の野菜でしたが、改良を重ねて今のように繊細でやわらかくサラダにも適した野菜になったんです。しかも真夏の暑い時期を除いて1年中、栽培可能です」と白石さん。栽培ポイントは?「この繊細さを生かすためには、春まきも秋まきも寒冷紗で覆って強い日差しを避けることが大切です。11月になってからタネをまく場合はビニールトンネルをかけるとよいでしょう。それからもう一つ大事なこと。11月下旬を過ぎてからタネまきをすると春先にトウ立ちしやすいのでご注意ください」。
緑葉が鮮やかな「京みぞれ」やきれいな赤軸の「紅法師」もおすすめだそうです。

「京みぞれ」

「京みぞれ」

株張りに優れ、小株どりに適した周年栽培可能な早生種。生育が旺盛でよく揃う。葉軸は細く、シャキシャキとして歯切れよく、アクが少ないのでサラダにも最適。白石農園の定番品種で直売所でも人気がある。

「紅法師」

「紅法師」

赤紫の葉柄が目をひく美しいミズナ。シャキシャキとした食感でくせがなく、サラダにすると鮮やかな色がアクセントになる。彩りがきれいなだけでなく、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを多く含むのも特長。

「紅法師」と砕いたピーナッツを混ぜ、塩少々とごま油を加えて混ぜたナムル風サラダ。鮮やかな色彩もごちそう!

「紅法師」と砕いたピーナッツを混ぜ、塩少々とごま油を加えて混ぜたナムル風サラダ。鮮やかな色彩もごちそう!

ミズナの栽培カレンダー(露地)

ミズナの栽培カレンダー(露地)

畑づくり

畑づくり

1u当たり牛ふん堆肥をカップ大2、配合肥料(チッソ8、リン酸8、カリ8)カップ小4分の3、苦土石灰カップ小2分の1を全面散布してよく耕す。

タネまき

4〜5p間隔で1粒ずつ条まきする。

ホウレンソウ

食卓でおなじみのホウレンソウですが、ダントツにおいしいのは冬。白石さん、その理由を教えてください。「冬のホウレンソウはなぜおいしいかというと、葉にどんどん糖分を蓄えるから。そうすると気温が下がっても凍りにくくなります。つまり自分の身を守るためなんです」。
栽培で気をつけることはありますか?「ホウレンソウは酸性を嫌うので土づくりは苦土石灰を少し多めに。秋まきの場合は配合肥料も多めにします」。アクが少なくやわらかなサラダ向きのホウレンソウ「早生サラダあかり」も直売所の人気品種だそうです。

「早生サラダあかり」

「早生サラダあかり」

葉柄から葉脈にかけて鮮紅色に色づく、見た目に鮮やかな剣葉型ホウレンソウ。葉がやわらかく、アクが少ないので、ゆでずにサラダで食べるのがおすすめ。低温伸長性に優れているので、秋冬の栽培に最適。

収穫適期の「早生サラダあかり」。

収穫適期の「早生サラダあかり」。ベビーリーフから収穫できる。

ホウレンソウの栽培カレンダー(露地)

ホウレンソウの栽培カレンダー(露地)

畑づくり

畑づくり

春まきの場合は、1u当たり牛ふん堆肥をカップ大2、配合肥料(チッソ8、リン酸8、カリ8)カップ小4分の3、苦土石灰カップ小3分の2を全面散布してよく耕す。
秋まきの場合は、1u当たり牛ふん堆肥をカップ大2、配合肥料(チッソ8、リン酸8、カリ8)カップ小1、苦土石灰カップ小3分の2を全面散布してよく耕す。

タネまき

ホウレンソウはタネが大きくかたい。気温が高めの時期に発芽率を上げるにはタネを一晩、水に浸けておくとよい。水を切って、マルチの穴に4〜5粒ずつまく。

白石農園では畝ごとに野菜のタネまきのタイミングをずらしている。

白石農園では畝ごとに野菜のタネまきのタイミングをずらしている。こうすると出荷を長期間にわたって安定させることができる。ホウレンソウは食卓の定番野菜なので、このアイデアは家庭菜園でも活用したい。

ビニールハウスのこと、ちょっと教えてください

ハウス栽培は土づくりと水の管理が決め手!

白石農園では夏場のトマトをはじめ、1年を通じてさまざまな野菜をビニールハウスで栽培しています。露地栽培との違いは、肥料成分が土の中に蓄積、残留しやすく濃度障害を起こす心配があること。土づくりは化学肥料を控えめに、できるだけ堆肥や有機質肥料を中心にしているそうです。
水の管理も重要ポイント。農園ではタネまき前に、まず潅水チューブで1時間ほど水やりをして、表土が乾いたらタネをまき、その後じっくり6〜10時間ほどかけて水が土中深くに浸透するまで潅水を続けます。その後は収穫まで潅水はしないのだそうです。特に冬場は頻繁に水をやると土が凍って野菜を傷めますから。「ビニールハウスがあると野菜栽培の可能性が広がりますよ」と白石さん。家庭菜園でもぜひ試してみたいものです。

「冬場でも換気は忘れずに!うちでは20℃以上になったら換気します」と白石さん。こんなハウスが欲しいなぁ。

「冬場でも換気は忘れずに!うちでは20℃以上になったら換気します」と白石さん。こんなハウスが欲しいなぁ。

白石 好孝

教える人白石 好孝 (しらいし よしたか)

東京都練馬区大泉で300年続く白石農園・園主。同敷地内で農業体験農園「大泉 風のがっこう」を主宰。実践で培ったノウハウを体験農園での指導に生かし、野菜作りの魅力を多くの生徒たちに伝えている。NPO法人「畑の教室」代表。

菅野 俊一郎

教わる人菅野 俊一郎 (かんの しゅういちろう)

コピーライター。50代になって、ふとしたきっかけから「大泉 風のがっこう」で人生初の野菜作りに出会う。野菜を育て味わう楽しさに魅了されて、まもなく10年。その間、白石さんの教えを守らず失敗した経験多々。今回は基本に忠実に実践!

「はなとやさい」2016年10月号より

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