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今年の家庭菜園でコレ作ろう!

数ある野菜、数ある品種の中から毎回テーマに合わせ、おすすめを紹介していきます。今回は家庭菜園でも人気の高いスイートコーンに注目。じつはスイートコーンにはユニークな性質があるのです。それを知ることこそ、おいしいスイートコーンを育てる近道です!

甘くておいしい実を収穫するために知って得するスイートコーンの不思議な性質

家庭菜園でスイートコーンの栽培をすすめる理由は?

朝早くに収穫してすぐにゆでたスイートコーンを食べたことはありますか? 想像以上に甘くて濃厚、そしてみずみずしいおいしさなのです。この味は一度食べたらきっとやみつきになるはず! 朝どりですぐに食べるとおいしいのにはちゃんと理由があります。スイートコーンは光合成の能力が非常に優れた植物で、その能力は例えばイネの約2倍ともいわれています。太陽が上がり日差しが降り注ぎ始めると、スイートコーンは光合成を始めます。光合成をするには自身の中に蓄えたエネルギー=糖分を使います。要するに日中のスイートコーンは糖分が減少中の状態ということ。夜になると昼の間の光合成で得たエネルギーを糖分に変えてまた蓄えるので、朝方に収穫したものが一番甘くなるというわけです。朝もぎができるのは家庭菜園ならでは! 今年はぜひたくさん栽培して、朝どりのおいしさを堪能してみてください。

そもそもトウモロコシとスイートコーンはどう違う?

ゆでたてのトウモロコシといえば夏を代表する風物詩。スーパーや八百屋さんでは「トウモロコシ」の札が立てられていることが多く、お祭りの屋台などで売られている醤油をつけて焼いた香ばしいのも「焼きトウモロコシ」。でも栽培しようと入手したタネ袋に記載されているのは「スイートコーン」。そういえば缶詰のトウモロコシにも「スイートコーン」の記載が…。「スイートっていうのだから甘いトウモロコシの意味でしょ」。深く考えることなく、それで正解です。じつはトウモロコシには種類がいくつかあり、その中の一つが甘味種、いわゆるスイートコーンです。ほかには下記のような種類があります。

「フリントコーン」
主に家畜の飼料として使用される硬粒種。
「デントコーン」
家畜の飼料になり、またコーンスターチの原料にも使われる馬歯種。
「ワキシーコーン」
粒の中のデンプンにもち性があり、もちもちした食感が特徴で別名「もちとうもろこし」。
「ポップコーン」
粒の皮が薄く、乾燥させるとかたくなり、それを加熱すると爆裂する種類。
「ソフトコーン」
含まれているデンプンが多く、その濃度が薄いものであるため実が砕けやすく粉にひきやすい軟粒種。

スイートコーンにもいろいろ種類がある!

甘みの強さから、主に缶詰などに利用される普通甘味種(スイート)、さらに甘味が強く改良された強甘味種(スーパースイート)、もう一段上の甘みの極強甘味種(ウルトラスーパースイート)などに分類されます。とにかく甘いトウモロコシを作りたい場合は極強甘味種を選ぶのがおすすめです。
また、粒の色でも大きく下記の3種に分類できます。

「ゴールデンコーン(黄粒種)」
すべての粒が濃い黄色の定番スイートコーン。
「シルバーコーン(白粒種)」
粒がごく淡いクリーム色で、粒皮がやわらかいのが特徴。
「バイカラーコーン」
一代雑種で黄色と白が交じっている品種。メンデルの遺伝法則から黄粒と白粒の割合はほぼ3対1と決まっている。

おすすめ品種はコレ!

甘さを追求するなら…
「おひさまコーン7」
作りやすさを重視するなら…
「キャンベラ90EX」
おひさまコーン7 キャンベラ90EX
おいしさ重視で改良された極強甘味種のゴールデンコーン。粒皮がとてもやわらかく食べやすさも抜群。草丈は170cm程度で主枝が太く、コンパクトな草姿なので家庭菜園でも作りやすい。 強甘味種のゴールデンコーン。食味は良好で、粒皮がやや厚めなので焼きトウモロコシにすると美味。草丈は190cm程度で生育旺盛。倒伏にも強く、穂が大きく先までぎっしり詰まった実が収穫しやすい。
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人気上昇中のバイカラーを作るなら
「カクテル84EX」
珍しさを求めるなら…
「ソフトクリン」
カクテル84EX ソフトクリン
最近市場でも人気が高まっているバイカラーコーンの極強甘味種。従来のバイカラーコーンより粒皮がやわらかく甘みもレベルアップ。粒の並びが整い、穂先まで実がぎっしり詰まる。先端不稔がきわめて少ない。 極強甘味種のホワイトコーン。皮をむいて純白に近い実が現れると新鮮な印象。ゆでても白い色はくすみが少なく、粒皮がやわらかい。珍しいだけでなく、そのおいしさにもびっくり!
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ホワイトコーンのタネをまいたのに収穫したらバイカラーに!?

真っ白な実を期待して皮をむいたら、中は黄粒が交じったバイカラーだった。そんなことが起こるのもトウモロコシ栽培の不思議の一つ。これはキセニア現象といい、ホワイトコーンの近くでゴールデンコーンやバイカラーコーンを育てていると、その花粉が風などで飛んできてホワイトコーンにかかり、黄粒が生じてしまうのです。トウモロコシは食用の大部分を占める胚乳という箇所に、父親にあたる花粉のもつ性質が表れることから起こる現象です。黄粒の交じらないきれいなホワイトコーンを作りたい場合は、近くに異なる品種を植えないように注意してください。近くというのは約200m以上の距離と言われています。またはタネまきの時期をずらして開花期をずらせるのもいいでしょう。

トウモロコシは1本だけではちゃんとした実がつかない!?

トウモロコシは1つの株に花粉をつくる雄花と、雌しべをもつ雌花を別々に咲かせます。株の先端付近にあるのが雄花で、雌花は真ん中から下に咲きます。よって実がなるのも真ん中から下。雄花と雌花が距離をおいて咲くのは、ほかのトウモロコシの花粉で受粉したいためです。トウモロコシは自身の花粉で受粉することを望んでいないのです。ほかのトウモロコシと受粉し、より優れた性質を子孫に残そうというわけです。家庭菜園ではスペースが小さいため、数本だけ、1条だけなど、少ない株数で栽培しがちですが、それではほかのトウモロコシの花粉を雌花が受粉する可能性が低くなってしまいます。1条に並べるのではなく、少なくても2条以上栽培することが大切。また、1条の長さを短くして、その分横に並べてコンパクトな正方形に植えるのも受粉しやすくおすすめです。


「おひさまコーン7」の雄穂。
「おひさまコーン7」の雄穂。
花粉を飛ばす寸前の雄花。
花粉を飛ばす寸前の雄花。
1畝2条まきで、1u当たり4〜5株の栽植数が適当。
「おひさまコーン7」の栽培風景。1畝に2条まきを基本に、スペースがあれば複数畝を栽培すると受粉しやすくなる。風当たりが強い畑では倒伏防止のために支柱を立てておくとよい。
「おひさまコーン7」の栽培風景。
1畝に2条まきを基本に、スペースがあれば複数畝を栽培すると受粉しやすくなる。風当たりが強い畑では倒伏防止のために支柱を立てておくとよい。
本葉が4枚ほどに育ったら間引いて1本立ちにする。
本葉が4枚ほどに育ったら間引いて1本立ちにする。

トウモロコシの歯抜けはどうして起こる?

トウモロコシといえばあの独特の長いひげが印象的ですが、このひげはじつは1本1本が雌しべで、その下に1粒の実ができる仕組みになっています。自身ではなく、ほかのトウモロコシから飛んできた花粉をキャッチしやすくするために長いひげがあるのです。そのため、ほかから飛んでくる花粉の量が少ないと、中にはうまく花粉をキャッチできないひげもでてきて、実をつけることができなくなります。そのため「歯抜け」現象が起こってしまうのです。歯抜けにしないためには、できるだけ多くの株数を育てることがポイント。面積の小さな家庭菜園では特に起こりやすいので注意が必要です。

「おひさまコーン7」の雌穂。長いひげが雌しべ。
「おひさまコーン7」の雌穂。長いひげが雌しべ。

先端までぎっしり詰まった実を収穫するには…

皮をむいてみたら、先端に実がついていなくてがっかり。スイートコーンの栽培でよくあるこの失敗、原因は水分不足にあります。スイートコーンは生育過程で水分をたっぷり必要とする作物です。本葉が6〜8枚に育ったタイミングで1回目の追肥を行いますが、そこからの生長は急速に進みます。このときに水分が不足すると、穂の肥大に影響して先端に実がつかない先端不稔という症状を起こしがちです。花が咲き出した時期から収穫まで、十分な水やりをするよう心がけましょう。

特に開花期から収穫までは十分な水やりをし、乾燥させないことが大切。

除けつと除房、する? しない?

スイートコーンは雄穂が見え始めるころに根元付近から側枝が伸び始めます。これを分けつといいます。分けつは取らないで残すのがおすすめ。そのほうが葉の面積、根量が増えて株が元気に育ち、また倒伏しにくくなります。また、スイートコーンは一番上の雌穂がもっとも肥大します。この実をより大きくする目的で、これから下の雌穂を取り除くのが除房です。しかし、除房してもそれほどの増収効果が見込めないことから、特段行う必要はないといえます。それにより、除房の手間も省け、さらに除房の際に株を傷つける心配もありません。

「おひさまコーン」の分けつ。分けつは取らずにそのまま栽培する。
「おひさまコーン」の分けつ。分けつは取らずにそのまま栽培する。