【金魚草の栽培ポイント】
発芽適温は15～20℃で、春まきも秋まきも可能ですが、よりボリュームのある 花を咲かせるには育苗期間が長い秋まきが適し、9月中にまくのがベストです。 タネは微細であるため、平鉢などにタネまき培養土を入れて表面を平らにならし た後、均一にタネをバラまきし、覆土はせずに、受け皿に水を入れて底面給水と します。1週間ほどで発芽します。発芽したら受け皿の水を捨て、日なたで管理します。 バラまきをして苗が密に生えた所は、徒長しないよう、何回かに分けて間引きま す。本葉が２～４枚になったら、ピンセットや箸を用いて２号ポットに1本ずつ 移植します。その後、週に1回程度、リン酸分が高めの液体肥料を施し、成長す るにつれて徐々に鉢増しをしてしっかりとした苗に育てます。ポットに根がほど よく回ったら、寒くなるまでに定植します。定植が遅れた場合は霜よけをしてく ださい。
高性種は強風で倒れやすいので、茎が伸びてきたら早めに支柱を立てます。
春からの水切れと肥料切れに注意します。特に、コンテナで育てている場合は 表土が白く乾いたらたっぷりと水やりをし、定期的に液体肥料を施しましょう。