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イチゴ作り

【イチゴ作り】条件にぴったりの品種を探そう!

気候や土壌に合わせて品種を選べる?

バラ科の栽培イチゴは、北アメリカ東部原産のバージニアイチゴと北アメリカから南アメリカ西部海岸原産のチリイチゴがオランダで交雑し、成立したものです。そのために、オランダイチゴ、草苺(くさいちご)などと呼ばれています。

生育適温は17〜20℃と冷涼な気候を好み、夏の暑さや浅根性のため乾燥には弱いものの、寒さには強く、雪の下でも冬越しします。世界の主な生産地帯は温帯〜亜寒帯の間にあり、熱帯では1000m以上の高地でなければ栽培は見られません。秋から冬の低温・短日条件で花芽が分化し、その後の高温・長日条件で開花・結実します。これはとても大切なことで、日本においても地域ごとに育てやすい品種があることを意味します。

繁殖は主にランナーから形成される子株を栄養繁殖(株分け)する方法で行います。5月中旬ごろから庭いっぱいに広がる甘い香りは、イチゴが春の菜園の女王であることを主張しているかのようで、白い花も清楚で美しいものです。

日本における主な品種は、北は北海道から関東・中部まで、南は関西から九州まで栽培されており、北海道には「けんたろう」「ペチカ」、秋田には「アキタベリー」、岩手には「なつあかり」、栃木には「とちひとみ」「とちひめ」などがあります。また、群馬は「やよいひめ」、茨城は「京虹」、東京は「純ベリー2」、静岡は「かなみひめ」、長野には「サマープリンセス」、新潟には「越後姫」、岐阜には「濃姫」、愛知には「あかねっ娘」などがあります。関西以西では奈良の「アスカルビー」、三重の「サンチーゴ」、愛媛の「レッドパール」、佐賀の「さがほのか」、福岡の「あまおう」「おおきみ」などがあります。ここでは九州出身の「カレンベリー」および「おいCベリー」、北海道と盛岡出身の「桃薫(とうくん)」を紹介します。

カレンベリー おいCベリー 桃薫(とうくん)
カレンベリー1果25〜30g。病気に強くよい実が収穫できる品種。やや縦長の美しい果形で、甘み、酸味がほどよく調和しおいしい。 おいCベリー1果約15g。ビタミンC含有量が多く、果実品質と収量性に優れる品種として期待されている。濃赤色の円錐形果実は香り高く、おいしい。 桃薫(とうくん)1果約15g。イチゴミルクのような甘い香りのイチゴ。淡桃色のつやのある果実で、従来のイチゴとは一味違った風味を楽しめる。寒さに強く、豊産性。
カレンベリーの詳細 おいCベリーの詳細 桃薫(とうくん)の詳細

鉢植えで育てるのに向く品種は?

鉢植え栽培のポイントを簡単に説明しましょう。

まず、土づくりの点です。根の活動が制限されているので、通気性・排水性がともによい土を使います。また、有機質を多く含んだものを選びます。苗は株間20〜25cmで、なるべく浅く植え付けますが、この時にランナーのあとを一定方向にし、花芽の向きを揃えます。追肥は2週間に1回、化成肥料などを散布します。このような方法でコンテナ菜園を行いますが、それに向く品種は、「とよのか」「アロマ」などです。

鉢植え栽培は、毎日の水やりや追肥などが大変ですが、ひとたび収穫が始まると真っ赤な実を楽しむことができます。毎日の苦労が収穫の喜びとなって現れることを目標に楽しみましょう。

「とよのか」は、人気の絶えないイチゴの名品。果肉は密でしまり、円錐形のおいしい品種で、九州地方でよく作られています。

「アロマ」は果肉に張りがあり、光沢のある紅赤色で甘くおいしい品種です。草勢強く、作りやすい品種でもあります。

とよのか アロマ
とよのか果肉は密でしまり、おいしい定番人気品種で、1果20〜30gとなるイチゴの名品。 アロマ1果約15g。草勢強く、作りやすい品種。果肉が張り、光沢のある紅赤色の果実がなる。甘くおいしい品種。
とよのかの詳細 現在お取り扱いがありません。

初めてでもたくさんできる品種は?

イチゴ栽培の初心者が一番問題にする点は、「あの真っ赤な果実が本当に得られるのかどうか」ということでしょう。ここでは栽培に成功しやすい品種を紹介しましょう。成功するといっても「追肥や土寄せなどの基本を確実にこなす」ことが必要です。

例えば「宝交早生(ほうこうわせ)」は、作りやすく初心者向けで、果実は鮮紅色の円錐形、果肉は甘酸のバランスがよいといわれています。うどんこ病に強いことから、かつては西日本の主力品種でした。いろいろな品種が登場する1980年代までイチゴを全国に普及させた代表的な品種でもありました。果肉がやわらかく、寒冷地での露地栽培に向いています。今では、家庭菜園での栽培に一番向いているといわれます。

あかねっ娘」は「ももいちご」ともいわれ、大粒で桃の形に似ていることから名づけられました。果実は大きく、果肉の色は黄白、果心の色は白です。果実は桃のような香りで、果形が球円錐であることが特徴です。栽培しやすいので、初心者におすすめです。このほかに「ダナー」などの品種があります。

宝交早生(ほうこうわせ) あかねっ娘
宝交早生(ほうこうわせ)1果12〜13g。果肉はやわらかく、甘酸のバランスがよい。栽培しやすく初心者向き。 あかねっ娘1果約25g。糖度が高く、酸味は少なく美味。果実は形が揃いやすく、桃のような香りがある。栽培しやすいので初心者向き。
宝交早生(ほうこうわせ)の詳細 あかねっ娘の詳細

甘い果実を収穫したい!

甘いイチゴの実を収穫することは、栽培者の大きな夢です。それではなぜ、イチゴの果実は甘いのでしょうか? それは果実の中に糖を含んでいるからです。植物は一般に光合成により糖を作り、その糖は果実を甘くしたり、また一部は植物の生育に重要なアミノ酸を作るために使われます。そのため、イチゴ栽培には、アミノ酸などの有機物を多く含む肥料が使われています。例えば、魚かす、堆肥(たいひ)、骨粉、油かすなどの有機質肥料、アミノ酸を添加した肥料です。これらを使えば、イチゴの生育に必要なアミノ酸が肥料にあるので、イチゴの光合成で作られた糖分を使う必要がなくなるため、多くの糖が果実に集まるということになります。したがって、甘いイチゴは実に多くの糖を含んでいるのです。

また、甘みの多い品種には、「章姫(あきひめ)」「とちおとめ」「さちのか」などがあります。特に「章姫」は甘みが非常に強く、果実の半分がまだ青くても甘みを十分に感じることができます。このイチゴの甘い実、ぜひ作ってほしいですね。

章姫(あきひめ) とちおとめ さちのか
章姫(あきひめ)1果18gほどの縦長円錐形果。鮮紅色の艶やかな実は、密でやわらかくとても甘い。濃厚な味わい。 とちおとめ1果約15g。大きさ、揃いがよく、美しい鮮赤色果。果肉は密で果汁たっぷり。栃木県で栽培される人気種。 さちのか1果約20g。糖度が安定して高く、食味が極めてよい。しっかりとした果肉は、日もちする。光沢・着色ともに美しい。
章姫(あきひめ)の詳細 とちおとめの詳細 さちのかの詳細

大きくて真っ赤に色づくのは?

イチゴの果実は、受粉後35〜40日で収穫できます。この間、できるだけ大きく、真っ赤に着色させたいものです。ここで大切なポイントが3点あります。

まず受粉がうまくいかず、形が悪い実がある場合はできるだけ早めに切りとってしまいます。こうして、ほかの形のよい実へ十分な糖分や栄養が行きわたるようにします。この選択こそが、実を大きくするコツだと思います。

次に、一般的に実が大きくなる果か柄へいとそうでない果柄があるということです。つまり、果実が大きくなる果柄は太く、果実が大きくならない果柄は極めて細いという点です。果実が大きくならない細い果柄は、早めに切りとってしまい、残ったものを大きくさせるようにしましょう。

さらに、イチゴの果実がなっている時に、同時にランナーも伸び始めます。実を充実させるためには、このランナーは邪魔になります。しっかりと取り除きましょう。ランナーから苗をとるのは実をとってからでも遅くありません。

まんぷく 紅ほっぺ
まんぷく実も花も大型で、大きなものは1果90gほどにもなる。肉質は密でやわらかく、ジューシー。糖度が高く甘い。 紅ほっぺ1果15〜20g。着果数を制限すると、1果約100gにもなる長円錐形果。鮮紅色で、果肉も赤く色づく特徴をもつ。糖度が高く、甘さの中に適度な酸味が調和する。
まんぷくの詳細 紅ほっぺの詳細

一季なり性と四季なり性って?

イチゴには一季なり性と四季なり性があります。一季なり性品種は、開花・結実する時期が自然条件下では短期間で終了します。すなわち、低温・短日の期間を過ごさせ、その後の高温・長日条件で開花・結実します。これに対し、四季なり性品種は、低温・短日の条件を過ごさせ、その後は花芽分化に対する基本的な要素は必要ありません。すなわち、春と秋の2回収穫ができることになります。

この四季なり性品種は、一季なり性品種と比較すると果実の品質が劣る、収量が少ない、ランナーの発生数が少ないなどの欠点が指摘されていましたが、これらの欠点を改良する優良品種が開発され、四季なり性イチゴの決定版として登場したのが、四季なり性品種の「あまごこち」です。四季なり性品種は、夏の果実が大変やわらかいので北海道や東北で作られています。早めの収穫が重要なポイントです。

ジャム作りに最適の品種は?

一般的なジャム作りには、どんな品種が向いているのでしょうか。かつては酸味の多い品種が向いているといわれ、「芳玉」「盛岡16号」「盛岡17号」などがもてはやされていました。今もその傾向は変わりありませんが、より多くの果実が得られる品種、甘みの高い品種、例えば「ビーナスハート」や「越後姫」などもそのグループに入るでしょう。「ビーナスハート」は草勢強く、強健な品種です。わりと大きな実がつくので、ジャムがたっぷりできます。「越後姫」は品質が高く、安定して収穫できるという特性があります。揃いよく光沢のある鮮赤色果で、香り豊かな品種です。

ジャム作りをするためには、できるだけたくさん収穫したいので、しっかりとした土づくり、丁寧な管理などを行う必要があります。

ビーナスハート ビーナスハート1果約40gの大果。果肉がしまり、甘くておいしい。草勢強く、強健な品種。
ビーナスハートの詳細

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ここだけは絶対おさえておきたい!イチゴ栽培のポイント6

1. 土づくりに溶リンを使おう!

リン酸分は、花や実に大きな影響を与えます。そのため、土づくりの段階から溶リンを使いましょう。畑全面に散布し、すき込んで土とよくなじませます。

2. クラウンを土に埋めない!

イチゴの植え付けのコツは、まず第一に「深植えしない」ことです。葉の付け根(クラウン)が少し隠れる程度に浅く植え付けます。このクラウンが土に埋もれてしまうと、育ちが悪くなったり、病気にかかりやすくなったりします。

3. ランナーのあとを畝の内側に向ける

イチゴの花房は、親株のランナーの反対側から出ます。そのため、花房が通路側になるように、あるいは日当たりのよい側に伸びるように植え付けます。これが植え付けの第2のポイントです。この際、花房が通路側になれば、当然収穫しやすいということになります。その後はたっぷりと水やりします。

4. 除草、追肥、中耕はタイミングよく

植え付け後、苗が活着し始めるころから寒さに強いハコベなどの雑草がはびこってくるので、除草を行います。追肥は、1月下旬〜2月上旬ごろに化成肥料を1m2当たり30〜40g 施し、中耕します。また、果実が肥大し始めたころに追肥すると効果的。

5. 何かと役立つマルチング

2〜3月に黒色ポリマルチフィルムでマルチングすると地温が上昇し、生育が進み、開花も早まってきます。また、雑草の防除にもなります。ただし、マルチングする前に、枯葉や病気の葉を取り除くようにします。

6. 5月半ばに収穫・ランナーとり

収穫は、実が真っ赤になったら行います。収穫時期は5月中旬ごろからです。収穫が始まったら、出てくるランナーは取り除きます。収穫が終了後、ランナーをとっていきます。とったランナーにはこまめに水やりし、秋の定植まで育てます。