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キュウリのおすすめ品種と栽培管理

キュウリのおすすめ品種と栽培管理キュウリのおすすめ品種と栽培管理

キュウリは夏の人気野菜です。果菜類の中では短期間で作れて、ビギナーにおすすめ。今年も作りやすくて味わいと歯切れのよい品種が勢揃い!とれたてのキュウリをガブリとかじれば、みずみずしくてさわやかな香りが広がります。

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品種を選んで、おいしいキュウリを長く楽しもう!

今年のイチオシキュウリを紹介します!キュウリは病気に弱いので、抵抗性・耐病性をもつ品種を選ぶと安心です。2大病害のうどんこ病とべと病、それよりも怖いウイルス病など、さまざまな病気に強い品種が目白押しです。
 キュウリのもち味は、歯切れのよさとみずみずしさ。とれたては抜群においしいので、味自慢の品種を選んで鮮度のよいキュウリを味わってください。また、つるがよく伸びて生育がよいことも大事な要素。きちんとした整枝と追肥で、おいしいキュウリを長く楽しみましょう。

初心者でも育てやすいキュウリの人気品種大集合

Vシャイン

うどんこ病、べと病に加えてウイルス病に強く、栽培容易。過繁茂になりにくいので日当たりと風通しがよく、管理作業が楽。

VR夏すずみ

人気の「夏すずみ」にウイルス病の抵抗性を付与。歯切れのよさとおいしさはそのままで、作りやすさはよりパワーアップ。

暑さに強く、つるもちがよい。側枝の発生が旺盛なので、緑のカーテンにも向く。複数の病害に耐病性がある。

つや太郎

病気と暑さに強いうえに管理作業が楽、食味良好と三拍子揃った優等生。果皮は光沢があり、果形安定性に優れる。

Vロード

側枝がよく伸びて、長期間にわたって安定した収穫が得られる。複数の病害に耐病性があり、減農薬栽培が可能。

この印の品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。
切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

品種選びのコツ

@病気に強い

 病気に抵抗性のある品種なら、丈夫で長もち。結果、多収につながります。

A味わいや見た目も重視

いまやみずみずしくてシャキシャキは当たり前。一風変わったミニタイプや昔ながらのイボつきキュウリもおすすめ。

Bつるの伸びがよい

生育旺盛で大きく育つので、初心者でもたくさんの収穫が期待できます。

変わったキュウリを作ってみたい方におすすめ

シャキット

四葉系にしてはやや小ぶりの21〜22pがとりごろ。 シャキッとした歯ごたえで、漬物のほか炒め物にも 向く。病気にも強い品種。

コンテナやミニ菜園でも手軽に作れる

長さ約10pのミニキュウリで、ほのかな甘みがあって歯切れがよい。完全節成り&房成りで、どっさり実る。うどんこ病にきわめて強い。

地這い向きの品種はコレ
夏太郎

病気に強く、つるもちがよいので地這栽 培に最適。生育後半 までたくさん収穫できる。

誘引などの手間が少なく、作りやすいのが地這い栽培です。厚さと病気に強い品集を選んで6〜7月にタネを直まきすれば、8月上旬には収穫がスタート。秋口まで楽しめます。

@土づくり、畝立て (鞍つき畝)

栽培スペース全体に苦土石灰100 〜150 g /uをまいてよく耕す。中央に深さ30pの穴を掘り、1u当たり堆肥 2s、化成肥料(N−P−K=8−8−8) 100 g 、熔リン50 g を入れて埋め戻し、高さ15〜20pの小山をつくる。

Aタネまき

小山の頂上を平らにならし、5〜6粒のタネをまく。育苗した苗を植えてもよい。

B間引き・整枝・敷きわら・追肥

本葉2〜3枚までに2本に間引く。つるが伸びてきたら親づると子づる2本に整理し、つるの下にわらを敷く。整枝後から、2週間ごとに化成肥料30 g /uをわらの上からまく。

C収穫

果長20p前後で収穫する。

キュウリ 栽培のポイント

1 土づくり・畝立て

畝幅を60pとり、元肥(1u当たり苦土石灰100 〜150g 、堆肥2s、化成肥料(N−P−K=8−8−8)100g、熔リン50g)を全面に施してよく耕す。畝を立てて黒マルチを張る。

2 植え付け

株間50〜60pで苗を植え付ける。茎が折れやすいので、仮支柱を立てて誘引する。

3 支柱立て・ネット張り

つるが伸びる前に、株のわきに長さ2.1〜2.4mの支柱を垂直に立てる。間に園芸用のネットを張り、つるを適宜誘引する。2列植えにして合掌式に支柱を立ててもよい。

4 整枝

下から3〜4節のわき芽を摘み取り、それより上の子づるは1〜2節で摘芯する。親づるが支柱の高さまで伸びたら、先端を摘芯する。

5 追肥・土寄せ

植え付けの2週間後から、2週間おきにマルチ1穴につき化成肥料10gを追肥する。梅雨明け後に土が乾燥していたら、適宜水やりする。

6 収穫

品種ごとの果長サイズになったら、収穫する。

7 病虫害

うどんこ病とべと病が2大病害。初期のうちに薬剤を散布して症状の拡大を抑える。日当たりと風通しをよくして、発病させない工夫も必要。ウリハムシは、動きの鈍い午前中に探して捕殺する。