踊り葉牡丹(ハボタン)の栽培方法・育て方を解説!
花の少ない時期に、寒さに耐えて素晴らしい色付きを見せる人気のハボタン。
11〜12月ごろにかけて着色したのを楽しんで・・・そこで終わりだと思ってはいませんか?ハボタンは実はとっても奥が深い植物です。
2〜3月にかけて茎が伸長すると、まるでおしゃれなオブジェのような「ツリー風」の草姿が楽しめますし、春には花が咲き、その花の後に切り戻しを行うと、くねくねとした茎の先に見事なハボタンの載った、「踊りハボタン」が楽しめます。
まるで空中を泳いでいるかのような、個性的な「踊りハボタン」をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
11〜12月ごろにかけて着色したのを楽しんで・・・そこで終わりだと思ってはいませんか?ハボタンは実はとっても奥が深い植物です。
2〜3月にかけて茎が伸長すると、まるでおしゃれなオブジェのような「ツリー風」の草姿が楽しめますし、春には花が咲き、その花の後に切り戻しを行うと、くねくねとした茎の先に見事なハボタンの載った、「踊りハボタン」が楽しめます。
まるで空中を泳いでいるかのような、個性的な「踊りハボタン」をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
10月ごろから出回る苗を購入するか、タネからハボタンを育てます。
踊りハボタンに仕立てるには、高さのある「高性種」がおすすめです。苗を購入する場合には、がっちりと育っている品質の良い苗を選びましょう。タネから育てる場合には、以下を参照して、ハボタンの苗を育てます。
タネを利用すれば、安価で多くの、また好みの苗を作ることができおすすめです。
- (1) タネまき
- ・高性種:7月中旬
・矮性種:8月上旬
6cmポットに1〜2粒まき、その上に5mm程度覆土をします。用土はタキイのたねまき倍土を用いるのがおすすめです。 - (2) 発芽
- タネまき後3〜4日で発芽します。本葉が見えてきたら1本に間引きます。
- (3) 鉢上げ
- 9〜10月ごろ。タネまき後30日くらいで本葉5〜7枚のころに9〜12cmポットに移植し、大粒の緩効性肥料を3〜4粒置き肥します。
- (4) 色着き始め
- 10〜11月ごろ。発色が始まる時期は、夜温が15℃以下に下がってから2〜3週間くらいです。
- (5) 植え付け
- 10〜11月ごろ。気温が5℃以下の低温になると、ハボタンの根は伸びが緩慢になります。気温のまだ高い10〜11月初めまでに植えつけると、根が十分に張ってしっかりとした株に育ち、葉の色も鮮明になります。
植えつける間隔は、葉が触れ合う程度での株同士をぴったりとくっつける密植でもかまいません。 - (6) その後の処理
- 下葉の緑色と着色葉の境が最も腐りやすいので、軽く手で触れると落ちてしまう葉は早めに取り除くようにします。高性種の場合、倒状を防ぐためネットや支柱を使用すると効果的です。美しい葉ボタンの風情を楽しみましょう!
2〜3月にかけ、茎が伸長し、独特な草姿に変化していきます。
ツリー風の姿になった時をイメージして植えつけておくと、その魅力を120パーセント楽しむことができるでしょう。
植え付け例(1)
植え付け例(2)
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植え替える草花例
プリムラ、ビオラ、パンジー、クリサンセマム、花かんざし(ヘリクリサム)、ストック、チェイランサス、サイネリアなど
ツリー風ハボタンを楽しんだ後は、いよいよ踊り風ハボタンに仕立てていきます。だんだん気温が暖かくなり、春になってくるとハボタンはとう立ちし、花を咲かせます。
黄色の可愛らしい花も、ハボタンの楽しみの一つです。
4月の中頃、その花が完全に終わったら、花下で切り戻してあげましょう。
すると5月の中頃には、わき芽が伸び始めます。
この新芽の先に再びハボタンができ、くねくねと踊っているような、独特な草姿の踊りハボタンが出来上がります。
踊りハボタンの作り方
高さと枝の曲線が魅力的です。