ニンジン「京くれない」特集!栽培方法・他おすすめ品種紹介 | タキイネット通販
野菜がもつ色素成分には、
疾病予防や健康を維持する機能があるといわれており、
タキイは10数年前から機能性の高い品種の育成に取り組んできました。
「京くれない」は、カロテンとリコピンの両方を含む、機能性に優れた品種です。 家庭菜園はもちろんのこと、直売所向けの差別化をねらう栽培にもおすすめです。 ぜひチャレンジしてみてください。
「京くれない」は、カロテンとリコピンの両方を含む、機能性に優れた品種です。 家庭菜園はもちろんのこと、直売所向けの差別化をねらう栽培にもおすすめです。 ぜひチャレンジしてみてください。
土質はあまり選びませんが、排水性と保水性のよい土壌を好みます。完熟堆肥(たいひ)などの有機物を投入して土づくりに努めます。
ニンジンはpH6.0〜6.6を好むので、苦土石灰を1m2当たり100gを目安に施します。施肥量はチッソ成分で1u当たり15〜20 g が標準です。チッソ成分が多いと葉が茂りすぎ、根の肥大や色つきが悪くなります。元肥(もとごえ)には3分の2を施して、残りは本葉6枚ごろに、中耕にあわせて追肥として施します。
適期は中間地で8月上中旬です。あまり早い時期のタネまきは着色不良の原因になり、遅まきの場合は太りきれない場合があるので、適期にタネをまくよう心掛けます。ニンジンは発芽に多くの水分が必要なので、タネまき後の乾燥に留意し、土壌の適湿を保つように努めてください。
初期の乾燥は岐根の原因になります。また、肥大期からの極端な乾燥や過湿条件は、裂根や肥大不足などの生育不良を招くため、適切な土壌水分を保つように心掛けましょう。
ニンジンは本葉7〜8枚ごろから急激に肥大し始めるので、本葉6枚ごろまでに間引きと追肥を行います。間引きは2回くらいに分けて、生育が健全な株を残すようにして全体の生育を揃えましょう。
「京くれない」は、従来のニンジンに比べて生育日数が長いので、草勢に気をつけて追肥型の肥培管理に努めます。間引きの後、条間に追肥を施し、除草を兼ねて中耕します。同時に、ニンジンの首部の変色を防止するため、株元へ土寄せを行います。
タネまき120日程度で根長20〜24cm、根重200g程度に仕上がります。特徴である赤い根色は、生育後半にしっかりと低温にあてることで色つきがよくなるので、十分に着色してから収穫しましょう。
恋ごころ(ペレット種子) | 新黒田五寸 | 時無五寸(アーリー・チャンテネー) |
サラダなど生食に最適の色よしニンジン。根形は円筒形で先までよく太る。草勢は旺盛で作りやすく、減肥栽培にも向く。トウ立ちが遅いので春まき栽培も可能。 | 根色は鮮紅色で、肌は滑らかでツヤがあり、肉質は緻密で甘みに富む。 | トウ立ちが安定して遅く、暑さ寒さにも強い。根色は橙紅色で、肌のツヤがよい。 |