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”庭でリンゴがたわわに実る”を実現してみませんか

”庭でリンゴがたわわに実る”を実現してみませんか
おすすめのリンゴはこちら

矮性台木も開発され、コンパクトに栽培することも可能に
庭で楽しむための最大のポイントは品種選びにあり!
暖地栽培におすすめの組みあわせ
スペースに適した仕立て方で楽しもう!
棚づくりにすれば、夏は実のなる緑陰に!

結果の習性と剪定
主に春から伸長した枝の頂芽が花芽(頂花芽)になります。また、わき芽にもいくらかつきますが、これに着果した果実は小さくなります。花芽は混合花芽で花房と葉枝をともない、一度着果するとそのわきから出た枝に花芽がつきやすくなります。
冬季の剪定は、落葉後から春の発芽までの間に行います。まず、日当たりのよい樹形を考え、不要な枝を間引いたり、側枝が長くなりすぎないように切り詰めて整枝をします。


夏の枝管理
リンゴは生長が旺盛なので、夏場に摘芯や捻枝を含め、適度に新梢を切り詰めて生長を抑え、花芽をつけるようにします。捻枝は茎をつぶして折れないようにしながら曲げる方法で、こうすることで葉でつくられた養分が根に送られず、実に送られるようになります。
リンゴは非常に樹勢が強く、伸びる、切るの繰り返しでは、花もつかないことになります。伸長生長を抑えることが非常に大切です。生長を抑えるには、枝の分岐角度を広くとり、枝を下向きに誘引します。それでも枝が強く伸長する時は、適度な夏季剪定により生長を抑えると花芽をつけます。




人工授粉
異品種をそばに植えておけば、自然受粉でも比較的結実しますが、人工授粉をして種子の多い果実をならすほど、形のよい大きい果実を収穫できます。人工授粉というと難しく感じますが、慣れれば簡単です。
側花より早く咲く中心花が一番大きな実をつけるので、必ず中心花に授粉します。若い花の雌しべは、雄しべの葯に囲まれ中心にまとまっているので、細い筆に採取した花粉を含ませ、ワンタッチで雌しべに先端を当てます。授粉する花の数は、短果花、中果花、長果花の先端についた花房の中心花のみでよく、結実しても4分の3は摘果するので、中心花の授粉も、遅れ花や花房の密集している部分は省いてもかまいません。なお、雨で花が濡れている時には授粉は避けてください。

摘果
開花後2〜3週間目くらいから数回に分けて行います。1回目は早めに行い、中心果を残して側果はすべて除きます。全体的にたくさん結果している場合は主に短果枝上の果実を残し、中〜長果枝を含め4本の短果枝に1果の割合で、葉と果実の割合では、果実の大きさにもよりますが、木全体で40〜60枚に1果程度を摘果します。
摘果では小果や傷果、病害虫被害果などを除き、大きくて形のよいものを残します。なお、果実の日焼けのことを考え、上向き果や横向き果なども除きます。


袋かけ
本来はシンクイムシの予防が第一の目的ですが、農家では果実の着色や外観を美しくするのが大きな目的です。冷涼地では収穫2〜3週間前に袋を外すと美しく着色します。暖地では鮮やかに着色しませんが、それでも「ふじ」や「ジョナゴールド」は美しい赤色が楽しめます。
袋は防菌袋などいろいろな製品がつくられていますが、家庭用なら新聞紙などでつくっても使えます。袋かけはしなくても、害虫防除さえきちっと行えば無袋栽培も可能です。


収穫と貯蔵
リンゴは完熟する前から食べられるので、家庭では少しずつ早めに収穫するのがよいでしょう。「ふじ」など保存の利く品種では、箱に入れて冷たい物置などに置けば、遅くまで食べられます。もちろん冷蔵庫が利用できる場合は、保存のあまり利かない品種でもゆっくり楽しめます。


施肥

リンゴは生長の旺盛な果樹で、植え付け3〜4年くらいまでは夏場の生長期にも肥料を与えますが、その後の施肥は11月〜翌年2月に年間施肥量の8割くらいを、秋肥として9〜10月(暖地では遅めに)に2割を与えます。それも樹勢や葉色を見ながら、ごく控えめに施肥します。日頃から堆肥を十分に与えていれば、化成肥料(8:8:8)だけで十分です。そばに野菜や草花などを植え、それらに施肥しているような場合はリンゴにはほとんど施肥の必要はありません。

病害虫防除

病気では斑点落葉病、黒星病、輪紋病、赤星病、うどんこ病、モリニア病に注意が必要です。中でも斑点落葉病は、病気が進行するとほとんど落葉するので致命的です。
害虫ではシンクイムシ類、キンモンホソガ、ハマキムシ類、ダニ類、アブラムシ類、カイガラムシ類、カミキリムシ類などが重要です。
特に気をつけたいのが、斑点落葉病、輪紋病、キンモンホンガによる被害です。中間地や暖地では、気温、湿度の高い時期が長い分、発症期間も長くなるため、防除の回数も冷涼地より増やす必要があります。また、落葉の処理、休眠期防除などを基本に忠実に行うことも大切です。


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大坪 孝之(おおつぼ たかゆき) 1939年生まれ。東京農大卒、農学博士。東京農大グリーンアカデミー講師。ウメ、リンゴ、柑橘類をはじめ、果樹全般にわたり栽培研究の指導を行う。日本梅の会会長。